東北や北陸など日本海側では9日も記録的な大雪となった。9日夜までの24時間降雪量の最大値は新潟県上越市103センチ、富山市57センチなど複数の地点で観測史上最多を記録。山口県下関市でも7センチと史上最多を更新した。積雪の深さも、9日未明に長崎市で観測史上2番目の15センチを記録した。
9日は全国的に冷え込みも厳しくなった。最低気温は福岡県添田町で零下7・5度、宮崎県延岡市で零下6・9度など、同日夜までに全国の20地点で史上最低となった。
JR九州の在来各線や西日本鉄道の一部区間で運休や遅れが出たほか、長崎道や福岡都市高速、北九州都市高速では全面通行止めが続いた。福岡空港などを発着する便も欠航が相次いだ。
大分県中津市は、水道管が凍結して漏水が多発したため、8日夜から約2万8千世帯で給水を制限。市が設けた給水所には雪のなか、多くの市民が訪れた。長崎県教育委員会は10日に予定されていた県立中学の入試を16日に延期することを決めた。
佐賀県大町町の県道では8日夜…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル